非現実よりも、現実の手触りの子細な違いを絶妙に描く作家
ラテンアメリカ文学とか、
ボルヘスとの比較とか、
幻想的な作品を書くとか、
そういう冠というか、
先入観を与えられるのはどうなんでしょう。
もっと一般性の高い作家だと思います。


現実から非現実へ入り込む入り口がうっすら切り取り線のように見える作品、
のりしろのように双方が重複しているかと思うと、
あっという間に引き離されるような鮮やかさを持った作品、
これらが冒頭から続きます。

個人的にはこうした現実と非現実の境目を描くだけなら、
そんなに非凡な作家とは思いません。
本書の後半になると、
外的な要因で幻想の世界に入り込むのではなく、
現実の生活を続けることがそのままどこか違った手触りの世界に触れることにつながってゆく作品に傾向が変わってきます。
それは幻想とも異なる、
思考の先にあるエアポケットか澱みのような手触りで、
こちらのほうがむしろコルタサルの本領発揮なのではないかと思います。
そしてこの特性は特にラテンアメリカという文脈に即しているわけでもなく、
あくまでこの作家の持ち味でしょう。


ラテンアメリカ文学に親しんでいるとか、
いないとかにこだわらずに手に取ってよい短編集だと思います。
悪魔の涎・追い求める男 他八篇―コルタサル短篇集 (岩波文庫)

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