一歩先の楽典
内容:
 音階、
音程、
調性、
和音、
拍子、
形式、
様式、
楽語、
歌詞、
音型、
強弱、
休符、
譜表、
がテーマとして扱われている。
それぞれのテーマについて5~20頁程度が割かれている。

 
 内容としては、
それぞれのテーマについて楽典で学ぶものより一段掘り下げた内容+それを演奏表現としてどのように活かすことができるのかという点についてのヒントが与えられる、
というスタイルになっている。
 例えば、
終止形は歴史的にどのようにして生まれたのか。
その歴史的背景からすれば、
演奏する場合にどのような点に意識したら良いのか、
等。
 要するに、
楽典では「これはこういうものです」と当たり前に扱われている内容を、
なぜそうなっているのか、
どのような歴史的背景があるのか、
といった点が重点的に扱われている。

 
良い点:
・音楽の理解が深まる。
もちろん、
この本の目的である楽典と演奏表現の架橋の部分について学ぶことができるという面でも良書である。
ただ、
それだけではなく、
知っていたつもりの知識の背景を知ることができ、
音楽の教養を深めることができるという点でも良書だといえる。

・譜例が豊富。
解説された内容について譜例は豊富に用意されており、
書かれた内容を音としても理解できる。
また、
扱われている作曲家は多岐にわたる。

・演奏解釈のためのヒントが興味深い。
箇所によってはムラがあるが、
示唆的な部分も多い。
例えば、
ナポリの和音はなぜ特別な和音なのか。
作曲家たちは何を表現したいときにナポリの和音を使ったのか。
では、
ナポリの和音のうちどの音に特に注意して演奏すべきなのか、
そうした具体的なアドバイス・ヒントがあるのはうれしい。
演奏表現へのアドバイスは抽象的になりがちだが、
具体的なアドバイスを得られるのは貴重。

 
悪い点:
・紙幅の都合上仕方がないかもしれないが、
踏み込みが浅い箇所がある。
特に、
「和音」の章に関しては重要なテーマであるにも関わらず、
5頁しか割かれていない。
 これは、
扱われているテーマの重要性からすると少なすぎるように感じた。
 確かに、
あくまでも応用「楽典」であるから和声法を重点的に取り扱う本ではないが、
もっと語られるべき内容はあるだろうし、
著者の能力的にももっと展開することができたように思う。
応用楽典 楽譜の向こう側: 独創的な演奏表現をめざして

その他の感想

甘く豊潤なアルバム。つけ加えて、この後に出るPart2によって補完される予定。
サバ缶最高!
TSタイプ、気に入りました
ぺんぺん草
今回もいい出来!
シャキーン!
洗いやすくて使いやすい
ソノ道の達人にインタビュー
軽いだけじゃない
洗浄!
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慣れれば問題なし
裏切られた思い
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薄くて暖かい。そしてかっこいい。
振っても音がしませんので。
バイクの整備に
人生の後半戦を充実させるために、先人の知恵の処方箋を。
研修用に購入
コロンビアならではのプリント生地
ん~~~っ
これは新版です。古くはありません
バグ確認
ちゃんと冷えてくれる
模型の収納に是非!
物撮り用にちょうど良し!
やわらかグリップ、これで3個目
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