メモリ仕様による性能低下問題があり、とても残念です。

今までAMD Radeon製を愛用していたのですが、
今回評判がとても良いという事でNVIDIA GeForce GTX970を選択しました。

しかし、
2015/01/24にNVIDIAが公式見解を示したVRAM問題があります。


これはメモリ4GBのGTX 970においてアプリによるグラフィックスメモリ使用量が3.5GBを超えると、
性能が大幅に低下するものです。
どうやらメモリの管理がアクセスの早い3.5GBと遅い0.5GBで区切られている為に、
優先されている3.5GB以上の要求が出た時に片方の0.5GBへアクセスする必要があり、
両方のセクションが必要になる為に結果アクセスが遅いメモリを使用しパフォーマンスが低下するという事ですね。


通常であれば3.5GB以上の高負荷をかけることはないでしょうが、
4GBと銘打っておきながら実際に3.5GB以上使用すると性能が大きく低下するという事をわかった上で出荷し、
公式見解も「仕様」と発表しています。
この企業体質は批判されて然るべきです。

また、
物理的な問題によりドライバーアップデートによる解決が出来ないと思われますので、
事実上の欠陥品と言えます。

性能やバランス的に良く出来ているビデオカードだけに非常に残念に思います。