【航空写真】の視点が面白い――武田信玄の「華麗にスルー」ぶりがよくわかる!
オビに「一目瞭然の写真・地図120点以上収録!」と謳っているように、

この手の文庫本としては「見開き2ページの写真」もかなり多くありまして、

“異様”にビジュアルが充実しているのが特徴的です。

なかでも「航空写真」を意図的に多く取り入れている点が目を引きました。


表題の武田信玄ですが、
「三方ケ原の戦い」を指しています。
ご存じのように、
信玄は
西上の大遠征で家康の籠る浜松城を『無視』し、
三方ケ原へと向かってしまうのですが、

本書の浜松市・浜名湖周辺の「航空写真」で武田軍の進撃路を見ますと一目瞭然――。

家康がこれに仰天焦って出撃し、
コテンパンにのされるのも無理ないと腑に落ちたわけです。


ただ、
家康も「三方ケ原」付近の“祝田の坂”を下る途中の武田軍に対して、
上から襲いかかろうと
考えていたわけで、
後世よく言われる“軽挙妄動”というより「家康にも勝算あっての出撃」という
本書の指摘が印象的でした。
まあ、
当時の信玄が何枚も上手だったわけです。


また、
仙石秀久の独断専行と四国勢を壊滅させた負けっぷりが有名な「戸次川合戦」ですが、

これも大分市・戸次川上空の「航空写真」を見ると、
何となく仙石が何を考えていたのかが
地形から想像できる気がします(仙石が猪突猛進したいのも、
分からないでもない)。


さらに、
誰でも名前を知っている「小牧・長久手の戦い」ですが、
今でも周囲の地形から
ぽっかり浮かぶ小牧山の全景を写真で見ますと、
「そりゃあ、
ここ(小牧山)を家康に
先に押さえられたら、
秀吉も何とか局面を打開しようと、
長久手の戦いも起きるわな」と
パッと見で理解できてしまうのです。
こればかりは、
文章や地図をいくら睨んでいても
どうしようもないことで、
一目瞭然の“地形写真”(ビジュアル)がもたらす
「アハ体験」みたいなものに気づかされた次第です。


ただ、
内容的に「地形」というよりは、
合戦名に由来する「地名」の分類で構成がなされて
いまして、
源平合戦や中世の戦い(新田義貞がやけに多い)から戦国時代を中心に、
一部、
「地形」で読み解く日本の合戦 (PHP文庫)

その他の感想

2000円はない
Corsair 120mm サイズからの乗り換え。このサイズで冷えなければおかしいでしょう
効果は満足です。
未婚の男性こそ読むべき本
小湊兄弟!!
大興奮!!
最高!けど、初心者や格闘技入門者は注意!
大いに気にいりました。
機能豊富さと操作性が両立していない
次巻にも期待します。
モンコレよりも造形がいい
不妊治療対策で購入しました
満足です♪
穏やかな気持ちになりたいときに
写真のIMA(今)
まだ着てないが。
つづけて購入
様々な人
高い所をめざしているんだ
先の方の通り不良品率が高い
アッパー固め
中学の息子用に購入
広げた状態のサイズ表記が欲しかった
三つ目購入からの追加購入
モコの父
薄いのに、本当に長く使えます
先が楽しみ
とにかく気に入りました
小型で設置しやすく、おしゃれ。あえて調色なしのタイプを選びました
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