先々にも有益な問題集

子供が付属の高校ではなく外の高校を受験したいと言いだして、
あたふたしているのですが、
まず「どんなことを勉強すべきか」という状況を、
私自身が知っておいた方が良いと思い購入しました。
ですので、
受験する当事者ではありません。


私自身は、
大学受験の時に空間図形で相当苦労した思いがあります。
頭の中で、
分割したり動かしてみたりというのに慣れていなかったというのがあります。

そういった思いがあるので、
中学生の時からこういった操作に馴染んでおくことはとても有益だと思います。

一方で、
中学生にとっては相当難しいことのような気もしていました。


本書では、
問題の対応毎に章が分かれていて、
基本的な対応の解説→例題→練習問題といった流れになっています。
ですから、
想定される問題に対して一通りの対応ができるようになっているので、
基本的な学力をつけるには適した構成になっていると感じました。

ただ、
受験ということでいうと練習問題数は少ない印象です。
この本を一通りこなしたら、
いろいろな問題演習をした方が良い気がしました。


とはいえ、
内容は一般の中学生（うちの子も含む）にはハードな内容です。
この本を徹底的にやるだけでも相当な実力アップになると思いますから、
難関校を目指す生徒は、
一度やっておくと良いと思います。


ちなみに、
久々に問題を解くという行為をしましたが、
相変わらず頭の中に図形が定着しておらずヒーヒー言いながらでした。
受験生は大変ですね。

でも、
この問題集ができるようになることは、
上述の通り先々にも役立ちますから、
がんばってみてください。