W菊地の音楽愛が痛烈にひしひしと心に突き刺さる傑作です

菊地成孔と菊地凛子のW菊地によるコラボアルバム。

予想ではJazz寄りな内容になるかと思いきや、
HipHop色の強いアルバムでした。

DCPRGでの菊地成孔さんのラップ（ポエトリー・リーディング）が更に鋭くなり、
本場の黒人よりもラップの本質に近づいているように感じました。

また、
菊地凛子さんのラップやポエトリー・リーディングも素晴らしく、
特に〈アニー・スプリンクル〉という実在のポルノスターが歌詞に出てくる曲が圧巻でした。

2014年もあと僅かなこの時期に、
この年のベストに入る傑作が聴けて幸せです。

セカンドも出してほしい。