解り易く読みやすいバランスがとれた内容

管理会計の本は何冊か読みましたが、
本書はその中でも大変解り易く、
かつ単に平易に書かれただけではない質も伴っている良書と思いました。

内容の展開のしかたも自然で、
コーヒー店を例に平易な文章で損益分岐点の説明があり、
その中で変動費・固定費の解説がなされつつ、
変動損益計算書の作り方に話が進んでいく。

その後、
原価管理についての説明があり、
最後に管理会計を短期的意思決定または戦略的意思決定にどうつなげていくのかを教えてくれる。

管理会計の基本的な考え方を真面目に学ぼうと思うっている方にはお薦めできる、
内容の平易さと質と量のバランスがとれた本です。