本著で、患者300万人といわれる認知症は高齢者だけの問題ではないことを知るでしょう。

著者・伊古田俊夫さんは脳神経外科医で認知症サポート医として臨床研究に携わってきた第一人者である。
本書を読んで重要と思われたことは・・・多くの症例から、
”認知症は避けられない老化現象ではない“という指摘であろう。
早期発見すれば・・・治療可能な”脳の病気”として対処できるという。
その対処法も述べられている。
本書は非常に具体的に記述されており、
先ず認知症をより良く正しく理解するために脳の働きを解説し、
軽度の症状の場合に重症化しないためにはどの様にすればいいのか、
そして、
患者の日常と家族ができることなどが述べられている。
教えられること多々でした。
本書の内容紹介をご覧になって、
是非お読みください。

知識は必ず役立つものです。