おそらく過去最高作

今まで信長の野望は天翔記、
烈風伝、
天下創生、
革新、
天道をやってきました。

リアル思考という点では確実に過去最高といってよいでしょう。

特に、
革新以降の全国3Dマップ＋リアルタイム進行においては理想形の一つであるかもしれません。


以下では、
今作で特に思った点を述べていきます。

・強い勢力
なんどもプレイしましたが、
北条、
織田、
島津、
毛利あたりがほぼ確実に大勢力になります。

人口の集まりやすくそれゆえ兵士数も増える（今作は烈風伝と同様、
兵士は城固定です）関東平野、
濃尾平野の大名が強くなります。


・大名や軍団の統治範囲
前作以前は、
大名や軍団長の統治範囲に制限はなかったと思います。
極端なことをいえば、

大名軍団：織田信長-安土城1城
軍団1：羽柴秀吉-安土城と敵勢力以外のすべての拠点
ということも可能であったわけです。

しかし、
今作では、
大名にも軍団長にも統治できる範囲に上限があり、
それ以外の拠点は自動委任（指示できない）ことになります。

さらに軍団の数も上限があるため、
全国を大名と軍団で完全に網羅することはできません（ほぼ網羅することは可能ですが）。

ここが一番面倒でかつややこしく感じました。


・テーマは「外交」
「工作」（金銭で他勢力の家中に工作する、
つまり賄賂ということでしょうか）により外交値が上がります。
一定の数字を超えると、
援軍や同盟を締結できるようになります。

今作では外交がキーになります。
一定の数値さえ超えれば拒絶されることはないため、
弱小勢力でもうまく生き残ることができます（ちなみに今作は「臣従」プレイもできます。
大勢力に自ら従属を申し入れ、
力を蓄えて独立します）。

反対に言えば、
外交が少々パワーバランスを崩しているように思えました。
慣れてくると外交や連合（包囲網みたいなものです）をうまく使えば結構簡単にある程度勢力を広げることができてしまうからです。


・中盤以降のダレ
信長の野望シリーズ全てにいえることですが、
やはり序盤が面白いです。