ただただ感心するばかり！

自分自身も弾き語りを公の場でするのですが、
かなりアイデアに煮詰まっていました。

以前はこういった「弾き語り教本」という物が存在しませんでした。

そんな中でこの本は画期的なものだと思います。


実際にページを開いてみて驚いたのが、

各曲に対して、

左のページにピアノ、
右ページにはボーカルのアドバイスがそれぞれ載っている事。

なんて分かり易いのだろうと感動しました。


そして実際にそれを一つの曲としてアレンジしてまとまった楽譜と、

それに対する作者本人の演奏がCDに録音されています。

全曲に対してこのプロセスがなされています。

かなり手が掛かっていると思いました。


そして何より、
"Oh, happy day!"というゴスペル曲を、

ピアノ一本でいかにコーラス的に聴かせるか、
のテクニックが一番の目から鱗ものでした。

ここまで明確に「こうです！」と言い切るっていうのはなかなか出来ないものです。

やはり長い演奏経験をしてきた作者だからこそ言える事なのだと思います。


暗中模索で購入したのですが、
大正解だったと思っています！

あえて一言言わせて頂くならば、
タイトルと表紙のデザインをもう少し洗練したものに
して貰えれば、
電車の中などでも読み物として持ち歩けるのになあ。
。
。
と思いました。