第一次世界大戦終結までの米国に写る日本像が分かり、日米衝突の原因の根源が理解できる。
この本の前編に当たる日米衝突の根源には、
日本の開国時には、
英国の関税自主権を日本に持たせない政策に対して、
日本を擁護した保護主義の米国が、
日露戦争中の1904年に、
コロンビア川の太平洋岸の河口北岸に、
太平洋(日本)に砲口を向けた大砲の列、
コロンビア要塞を築造し、
次第に、
日本を神経質にも敵対視して行く様子が記載されている。


著者は、
本書では、
ルーズベルトの残したクリスタル細工のような脆く、
そしてすわりの悪い日米関係が、
支那びいきのタフトと、
強烈な人種差別意識を持つウィルソンの二人の大統領の時代に、
崩れていくさまを描いているという。
この二人の大統領が日本を無造作に扱ったのを、
もう一度丁寧に扱うように変化させたのは、
日本の協力を必要とした米国が参戦した後(1917年4月6日)の第一次世界大戦であったが、
この時には、
日本の政治家も軍人も知識人も、
米国に対して言いようのない不気味さを感じていた。
米国がハワイとフィリピンを領有(1898年)してから、
第一次大戦終結(1918年11月11日)までの僅か20年間に生起した事件の連鎖を、
米国に視座をおいて紐解くと、
そこには、
米国が実像に程遠い虚像の日本に対する外交を展開し、
1941年12月8日の日米衝突に至る萌芽が見えてくるという。


初めに、
日米衝突の前提として、
欧米の世界侵略を歴史を理解しておく必要がある。
15世紀始めからのポルトガルとスペインによる大航海時代、
1492年コンブスのバハマ諸島到達、
1520年マゼランが南米マゼラン海峡を通過し、
初めて大西洋から太平洋に至る航路を発見し、
1521年にフィリピンに至った。
これにより、
南北米大陸、
太平洋はスペインの領有となる。
その後の350年の間に、
1585年イギリスの北米入植、
1776年米国独立を経て、
米国のダーウィン進化論による白人優性の人種差別に基づく神から付託された文明化「明白なる宿命」の下、
原住民を排斥して西漸を果たし、
1846年の米墨戦争を経て太平洋岸まで領土拡張を実現した。
その後、
1898年、
米国は太平洋の要塞を目的にハワイを併合し、
同年の米西戦争によりフィリピンを領有した。
この時、
日本はハワイの米国併合に抵抗し、
フィリピンの民族独立を支援するという動きもあった。
日米衝突の萌芽 1898-1918

その他の感想

いつもの補充用。
RO信者
希少機種です。
鶴の折り紙に最適
相変わらずスゲーわ
必要悪でも良いんじゃない?だって所詮Androidで再生だもの。(静かに聴きたい時編)
孔明、周瑜を手玉に取る
中身が違います。
ワコム 24HDtouchに使用しています※追記
セルフカットには…
澤井余志郎を知らないの!
貧脚ライダーの必需品
よくしゃべります( ̄ω ̄*)
今回も良かった
硬質で透明な短編集
良い抱き心地です
止まっちゃった
優しく繊細な絵と確かなメッセージ
いい曲揃ってます
ろ材カートリッジに充填
備えあれば憂いなし
夢について
はなかっぱEDのフル映像が…
商品の質に相当のバラつきがあります
サラブレ失恋ソング
凄すぎる・・・・
子供のバイオリンには・・・
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れにちゃん推しは買うべし(o ̄∇ ̄o)♪
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