「センス」じゃなく「説得術」として読め。
「センスとは知識の集積である」と断定する著者は潔い。

もちろん、
知識豊富な人であれば著者のような人気デザイナーになれるなんて夢物語は一切ないので、
飛躍した論理であることは間違いない。


センスのためにどんな知識が必要なのか?
デザインの知識?デザインするソフトウェアの知識?デザインするモノの知識?
そのモノをつくっている人や会社の知識?そのモノがターゲットとする顧客の購買特性についての知識?そのモノを届ける流通の知識?
どれも大切だ。

じゃあそれらの知識を得れば、
センスのいいデザインができるのか?と問われると、
答えはもちろんNOだ。

その知識集めにもセンスが必要だし、
その知識含めて、
クリエイティブディレクターは好きな作品を作り続けるアーティストではないのだから、
センスの前に「クライアント」の理解が欠かせない。


そう、
本書を冷静に読めば著者が隠した意味は明らかになる。

著者の語る「センス」とは、
「説得力」のことだ。

だから、
はっきりこう言い換えていいだろう。


「知識がなければ、
クライアント企業の役員会やトップを説得できるデザインを生み出すことができない。

カッコいい、
美しい、
すてきなデザインという主観的な美意識だけでは、
企業や自治体を動かしコンペを勝ち抜くことは、
決してできない」

水野学や佐藤可士和のデザインが美しいのではない。
(美しくないと言っているのでもない)
彼らが、
企業の重役やトップを説得できるのは、
デザインがよいからではなく、
企業経営や自治体運営への明確な理解と知識を持ち、
それを言語化しクライアントを説き伏せる技術があるからなのだ。

「組織の目指すものはこうです。
社長の目指す企業ブランドはこうです。
そしてこの商品はこういう特性を持つ。
競合はこうだ。
一方顧客はこう感じている。
だからこう考えて、
こういうデザインであるべきです。
そうすることで、
社長のイメージが具現化し、
顧客に伝わるのです。

センスの有無以前に、
そんなトークができるデザイナーでなければ生き残れないのだ、
と著者は言っているのだ。
センスは知識からはじまる

その他の感想

日々の診療に大変役に立っています! 
純正品なのですが質が悪い
擦傷がひどいです。
祝再販 !
車のトランクに積んでいます
オチがわかりやすすぎる
原作への愛が暴走したアンソロジー
芯の先が弱すぎる
素晴らしい写真集ですよ★
ズームイン!和夫
衝動買いさせる本
ただのネコ写真ではもの足りない人に。
ゲーム界の歴史的遺産
音量下げるために、毛糸を巻いています
三個パックが良い
いい感じ★
何故にorz
戦争を知らない世代が観るには良いのでは。
エジプトのことは何でもこの本に、入門者から上級者まで対応!
カラフルなテキスト+動画DVDで"英文法のnative speaker感覚"をイメージできる!
レビューはやらせでしょう。
易しすぎる
コスト相応の商品
fpsには最高。でも買って7ヶ月目でセンサー故障?
価格相応か。。。
粗悪品です。画像とは違います。。
「選択をしないという「選択」!!」
わくわくする世界観
ようやく待ってましたよ!
切れ味復活
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