日中関係はいつからギクシャクしたか
 文春から出ていて、
しかもこのタイトル。
これだけみるといかにもウヨクっぽい主張が前面に展開された本だと思われてしまうかもしれない。
でもこれは、
日中関係をめぐる基本的な事実認識に立ち返ることで、
半ばパターン化したウヨク的論調を打破しようとした、
内容のしっかりした本である。

 この本は、
基本的に中国で反日感情が高まりを見せてきたのは90年代、
江沢民が実権を握る過程で展開した愛国主義キャンペーンが主な原因だ、
という立場をとっている。
ここまでは特に目新しい主張でもでもない。
しかし、
この本が凡百の中国バッシング本と違うのはそこからだ。
清水さんは、
上記のような中国政府の「変質」を、
さまざまな政府要人の公式発言やメディアの記事、
およびその背景にある複雑な国内の権力関係や国際状況の変化を読み込みながら丁寧に「検証」していく。
そして、
そのことによって逆説的に今後の日中対話の可能性を探ろうとしているのだ。

 例えば、
最近では日本から要人が訪中すると「戦跡」に連れて行かれて「反省」することを要求される、
というイメージがある。
しかし国交が正常化した直後には、
政府は民間人が南京虐殺の現場を訪問することさえ拒否していた時代があった。
その後も、
トウ小平を始めとした中国首脳の日本への態度は決して「歴史問題」一色ではなく、
冷戦の終結をはさむ微妙な国際情勢の変化をうけて絶えず「ゆれ」続けてきたのだ。
清水さんは、
こうした経緯を踏まえたうえで、
政府の愛国主義キャンペーンによる反日感情の高まりは最近における極端な傾向で、
今後も続いていく可能性は少ないだろう、
という見通しを示している。
こういった中国の国内・国際状況双方に目配りのきいた記述によって、
本書は中国政治の入門書としても大変優れたものになっている。
中国はなぜ「反日」になったか (文春新書)

その他の感想

ゲーム内容は薄い
仕事と育児の両立で葛藤するママと、その予備軍にお勧めしたい本
中国から
水不足で購入
最高です!!!
皮膚に優しい温度のドライヤー
資料配付ように購入しました
値段と味のバランスを考えれば◎
俺様上司いいですね!
UMB史上最もレベルが高い。
かわいい・軽い
スリープの解除時の間が長い。
たぶんまた買います
イヤフォンが耳に収まらない
1回で破れてしまいました。。。
80個なのか100個なのか?
写真より安っぽいです
1Gbpsフレッツ導入対策として戸建て用に導入、電波は二階屋の隅々までMAXで届きます
とにかくサクサク。ありとあらゆるロード時間がPS3と比較して段違いに短い。
エコバックについてのレビューです
「舞台は一挙に200数年後へ。ガリィを待ち受ける全太陽系的な陰謀。」
先端の精度は高い
小さく,低価格
滑り止めの溝は無くなったようです
自作PCで全部組み立てる前の試験用に
季刊版を買うよりはかなりお得。
ハイキングに
確かに愛あふれていました。
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