最高級の作品
楽曲の荒々しさという点では過去のアルバムに譲るが、
完成度という点ではこのアルバムである。
したがって、
Emperorを初めて聴く人にも、
もちろんおすすめしたい一枚である。

アグレッシブで殺伐とした曲展開をオーケストレーション的手法で盛り立てるという手法は、
まさに「極限を目指す」というメタルの精神を体現したものであり、
しかもこの手法が成功していることは楽曲を聴けば理解できると思う。
The Eruptionの吐き気のするような邪悪さ、
Thorns on My Graveの毛羽立つような寒々しさなどは壮絶だ。
まちがいなく各曲に怒りや抑鬱や落胆が込められていながら女々しくなることはなく、
むしろ壮麗で堂々とした美しさを誇っている。
たとえばEmptyでは美しさの面が如実に感じられる。

ところで、
本来、
メタルの曲展開とオーケストラ的な和音の進行は、
全く異なるものである。
通常はRhapsodyのようにメタルの展開がオーケストラの手法に合わせるという方向となることが多いのであるが、
Emperorにおいてはオーケストラ的方法をあくまでスケール感をアップする点にだけ使っている点が特筆すべきである。
このバンドの曲はクラシックをなぞったネタメタルやネオクラに括られるものではなく、
きわめて純度の高いブラックメタルのものである。
ここがたとえばDimmu Borgirとは一線を画するところだと個人的には思う。
ネオクラやシンフォメタル路線からEmperorに入った人は、
はじめは馴染めないかもしれないが、
ブックオフには売らずに棚に置いておくべきだ。
邪悪で沈痛で暴力的なメタルを欲した時に、
きっと心に染み込んでくるだろう。
そして、
この作品の恐るべき完成度とともに、
美しさを実感できるはずだ。

Emperorが「醜悪で高貴」という類稀なるバンドであることを明確に提示した優れたアルバムである。
Prometheus: Discipline of Fire & Demise

その他の感想

イランイランの香り
編集が面白い
どうすればおいしい味が生まれるのか、とてもよくわかる。
心経が目指していることがわかりやすく解説されている
ムムムッ!
マーベルものかと思いきや…
糖質0ならいいのに
スニオタならば持っていても損はなし
めてゃくちゃいい!
実案件で使えそう
絵本好きが欲しかった手芸の本!
タモリ
大きめがイイ
悪くはないがステレオタイプに過ぎるか、、、
海外wifiのレンタルより格安 Zenfone 5で使用しました
やっぱラルクはいいなー
寝る時の楽しみです
ぴったり。
同種製品のなかでは手軽です.
ママさんバレーチームに
すばらしいです。
CAD教育を控えてる職場で一冊手元においてほしい本
あーぁ失敗
コスパの良いエギ
たしかに衝撃的
良いものだと思います。しかし・・・
6巻以降のネタバレあり
剃り味良し
全部はムリ。まずはひとつを3週間
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