明治〜戦前の「アイドル」事情を現代のアイドル用語で超訳
アイドルが好きで、
明治〜戦前の風俗にちょっとでも興味がある人なら☆5つ、
逆に風俗への興味が先立つ人なら☆4つ。
私は後者ですので、
その視点で。


昔から(少なくとも明治中頃から)アイドル的な女性はいたし、
それに熱狂するファンも存在していたのだ、
ということを、
当時の言葉を「推しメン」「迷惑ヲタ」といった現代のアイドル用語に翻訳(超訳?)して、
橋本治の『桃尻語訳 枕草子』やかかし朝浩の『暴れん坊少納言』ばりに説明する著述で、
その姿勢や取り上げられる様々な当時の事例を非常に興味深く読めました。


ただし、
テーマというか著者の方向性から仕方がないことでしょうが、


  娘義太夫→奇術師→浅草オペラ→宝塚→新宿ムーランルージュ

と、
対象は変わるものの取り上げ方が同じなため、
同一パターンの描写が何度も繰り返されることとなり、
読んでいて後半はダレてしまいました。
事例を抑えて半分の厚さにするか、
逆に事例の引用を増やして現代アイドル事情との相似点だけはなく、
相違点も明確にしてくれるともっと楽しめたことでしょう。


とはいえ、
これまで自分の中で知識として知っていた、
浅草オペラのファン「ペラゴロ(オペラ+ゴロツキ)」や娘義太夫時代のドースル連といった存在が、
この本によって、


  ペラゴロ=狼(モーヲタ)
  ドースル連=演者に「ドースル、
ドースル」というMAX(コール)をかける親衛隊

と説明されることで、
ああ、
そういう連中か、
とストンと腑に落とすことができたことはすごく有り難く感じました。


また、
宝塚のファンが、
初期メンバーの「卒業」に伴うトップ交代における学校側の次のトップ推しに対して文句をつけている様子なども描かれていますが、
これが現在のAKB48の事務所推しのメンバーに対するファンの文句とまったく同じ代物で、
なんとも楽しく読めました。
幻の近代アイドル史: 明治・大正・昭和の大衆芸能盛衰記 (フィギュール彩)

その他の感想

とてもヨカッタ !!
薄いですが・・・
サイズがちょっと
素晴らしい内容だと思います
綺麗な、本当に綺麗な本です。
新情報満載です
胸糞注意!
過去という手の届かない不明瞭さに雄大な想像力と博識で挑む
とてもいい品物です!
ストレスたまってんだろうなぁ
耳掛け式で貴重品
百合作品としての質を追求して欲しい
節分に飾れる図案がありました!
独特すぎる作品
小柄な女性でも持ち運べます。
イギリスビジネス書大賞受賞
予約完了( ͡° ͜ʖ ͡°)
早打ちできるように頑張ります。
面白いと言えば面白いのですが・・・
実際に起業して買収や廃業すらも経験した先輩経営者からの貴重な助言や指摘が得られる貴重な本
心の仏
子どもに嬉しい7センチトリマー付き
適度な柔らかさで骨盤を立てて乗ってもお尻に優しいサドル
ユニークな神学的議論が面白い
「特集2 はじめてのGo」が期待通りでした
Jellan ?
かぶれにくい
絶好調、お試しあれ!!
思ったより簡単
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