疲弊しきった医療界に革命がおこるかも?
2025年、
国民医療費は80兆円にまで膨れ上がる‐
そう聞いたとき、
皆さんはどのような感想を持つでしょうか。

おそらく大半が日本の将来に不安を感じる事でしょう。
そんな金、
一体どこから捻出するのだ、
と。


しかしその発想には重要な視点が抜け落ちています。

それがこの本のテーマである「医療は産業」という発想。


確かに医療を産業と捉えたとき、
今後経済規模の縮小は避けられない日本にとって、
成長産業である
医療は非常に魅力的な存在である、
と考える事が出来るでしょう。
医療が産業として自立しているな
らば、
他産業により補填する、
といった発想も生まれないはずです。


しかし現実はそうではない。
日本の医療は国を蝕む問題児と見なされ、
いかにその規模を抑制するか
について、
議論は終始しています。
そこに医療を産業とする発想は微塵もない。


なぜか?
それは日本の世界でも特殊な法制度にある、
と著者は指摘します。

そこから、
日本の医療がなぜこうも問題視され、
世界の競争に取り残されているのか、
メディカルツア
リズムに代表されるアジアを蝕むアメリカ型医療や中国の起こす弊害とは何か、
ひいては今後日本が取
り組んでいくべき課題とは何か、
について、
斬新な切り口から筆者独自の論が展開されます。

その中で筆者の病院での実際の取り組み、
カンボジアプロジェクトの詳細など経営者の視点から見た実
感を伴う具体的な解決策が具体的に描かれており、
単なる評論とは一線を画している、
と言えるでしょう。


この本を読み終えたとき、
初めの言葉への印象はまた別のものになっているはずです。

医療の産業としての可能性を信じてみたくなる、
そんな一冊です。
「病院」がトヨタを超える日 医療は日本を救う輸出産業になる! (講談社プラスアルファ新書)

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