相変わらず貧乏くさい・・・

毎度なんともいえぬ貧乏くさい読後感を抱きつつ、
新刊が出るとついつい買ってしまうんですよね、
この人の本
定食なり、
丼なり、
そばなりというテーマはあるものの、
そこいらにあるチェーン店やファミリーレストランまでかき集めて、
ポリシーも節操もなくまとめている感じなのも毎度同じ
しかも文面を読む限り、
今回も本書のために取材したというよりは日常使った店の感想を書いた素人のブログレベルの内容
まさか本書の飲食の領収証を取材経費で落としていないよね、
という余計な心配までしてしまいます
今回参考になったのは、
コラム部分にあったカキの味噌汁のアイディアのみ
我が愛する明大前の「相州屋｣が取り上げられていたのはうれしかったけれど、
紹介されたのが同店の看板メニューにして私の大好物である「スタミナ定食」ではなく、
「さばの味噌煮」だったのは本書のテーマが魚だったからいたしかたないところですかね
この方、
定食評論家という肩書きだけれど、
大変失礼ながら物書きで飯が食えるボーダーラインにいらっしゃるんじゃないかなぁ
…といいつつ、
新刊が出るとついつい買ってしまうんだろうなぁ