非常にわかりやすく、エネルギー問題が論じられています！！！

　先ず一言感想を！！とても面白く、
興味深く読ませてもらいました！！
　3・11の事故以来、
日本では原発の再稼働問題、
そして、
再生可能エネルギーへの転換　
　等エネルギー政策に関していろんな問題が浮かび上がってきています。
一方、
世界的に見ても化石燃料の大量消費によるCO2の増加、

　これに起因する地球温暖化問題が生じています・・・CO2の増加と地球温暖化に因果関係があるか否かはわからないそうです・・・
　しかし、
歴史的に見れば、
再生エネルギーへのシフトは、
新しい時代に入る革命や技術革新ではなく、
中世全への回帰と考えられます。

　歴史をひも解いてみれば、
石炭が本格的に使用されるまでは、
薪炭、
水車、
風車、
牛馬・・・等がエネルギー源として使用されていました。
　
　特に薪炭、
これの大量使用により、
木材が切りつくされ、
古代文明のほとんどは滅び、
欧州でも石炭の導入がもう少し遅れたら、

　滅亡への道を歩んでいたと考えられます。
これは日本でも例外ではなく、
江戸後期の里山は、
ほとんど禿山だったようです。
　
　考えてみれば薪炭、
水車、
風車などはすべて再生可能エネルギーで、
風力発電、
水力発電はこれらに発電装置を付けたものです。

　また、
再生可能エネルギーの切り札のように言われている太陽光発電は、
効率が悪く、
膨大な設置面積を要します。

　さらに、
これらの再生可能エネルギーは安定せず、
バック・アップ電源が必要になります。

　話は飛びますが、
EVは、
電気を創るため、
そして、
リチューム電池を創るためのCO2排出量を勘案すると、

　低燃費車のCO2排出量より低いとは言えないようです。
　
　その他、
再生可能エネルギー優等生のデンマーク、
ドイツに関しても鋭い指摘があります。
　そして、
今話題のシェールガス、

　天然ガスのトリプルコンバインサイクル、
地域のコージェネレーション・・・等についても言及しています・・いずれも解りやすいです・・・
　エネルギー問題に関して魔法のつえなどないのです。
先ずは、
足元を見られ世界一高い天然ガス輸入価格を何とかする、