芸術が先で人類は後ではないか。
赤瀬川原平氏が、
様々な媒体に寄せた芸術に関するエッセイ集。


すべてが面白いわけではなく、
簡単に読めそうで読めない
本でありますが、
ところどころ、
興味深い考察に出会います。


「子供はみんな芸術家である、
労働者ではない。
つまり人間は
その人生の最初期に芸術家を通り抜けて、
その後で労働者と
なり、
経済人となり、
社会人となる。

 これは人類史においても同じようで、
数千種の哺乳類
の海から生まれた人類というものは、
まずはじめに芸術
といいうものを通り抜けて人類になったという。


人類→自意識→言葉→芸術の順番ではないのです。

人類→芸術→意識→言葉の順なのです。

いや、
芸術→人類→意識→言葉かもしれません。

人類の歴史と人間(子供)の成長過程は、
パラレルなのです。


そして、
赤瀬川氏は、
「路上観察」なる活動で、

路上のゴミのようなものを採集してきて感動する自分たちを
千利休に重ね合わせます。


千利休が、
日常雑器であった高麗茶碗に「美」を見出した
のと同じ感性で、
路上観察を行っているのです。


「美」とは、
創造するものではなく、
発見するものだという
ことになります。
これは、
芸術以前の芸術であります。


意図が強いもの、
作為が見え見えなものは、
美しくない
のかなぁ、
とか考えたりもします。
宿題を与えられた気分です。


芸術を考える上で、
役に立つ本であることは間違いありません。
芸術原論 (岩波現代文庫)

その他の感想

かっこいいよ~
お買い得なので
かわいすぎる♪
カラーバリエーションに疑問
ドライヤーを置くスタンドがついていてほしかった。
とても気に入ったと聞いている。
勉強学習方法には殆ど触れず、その前段階の着席させるまでを熱血解説♪
レダメ再録
初パッケージです
サドルバッグに入れてたら分解していました
20年戦えるアニメ
安くて良品でも中国製
分かりませんが
何度も読みたくなる素敵な本
傑作☆
ハードケースは対応不可でした
驚くほど水が取れます♪
若干薄めの黒い顔になりました。
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