本物の素晴らしさ

清少納言というと、
どことなく嫌味な感じのする慢の強い人というイメージがあってあまり好きではありませんでした。
でも母からこの本を贈られたので読んでみると、
好きとか嫌いとかを越えて引き込まれずにはいられませんでした。
中宮定子を敬い慕い、
どこまでもお護りし彼女の為なら一歩も引き下がることのない姿勢など、
胸を打つものがあります。

清川先生の味わい深い文章がたいへん素晴らしいです。
最近もっとも感動した一冊です。