伝記でありながら、物理学の読み物としては十分過ぎるほどよく書かれた長編の読み物
オーストリア人の物理学者・シュレディンガーの一生と量子力学に関わる偉人たちの活躍が書かれた伝記である。
その一方、
歴史を動かすような物理法則の説明については簡潔・明解に説明されている物理の読み物のようである。
(ただし、
量子力学についての前提知識がないと難しいと思う)

自分が大学院時代に勉強した重要な人物や公式が出てくるたびに、
ある種の懐かしさを覚える。
典型的な教科書では新規の理論が脈略なく紹介されるが、
この本が優れているのは、
そういう新規の法則が別の法則の不完全性を埋めるために生まれた物であるという、
物理的な背景やそこにかかわる人物のドラマが書かれていることである。


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例えば、
量子力学で初めに不思議に思うところに”エネルギー準位”があるが、
これが生まれた背景は次のようである(本書では95ページ付近により詳細が書かれている):
まず、
古典物理学の”ラザフォードの原子模型”に対して、
ニールス・ボーアは疑問を呈した。
この時、
主役のシュレディンガーはまだまだ若者である。

「負電荷を持つ電子が、
正電荷を持つ陽子のまわりを回ると、
マクスウェルの方程式により、
電子は陽子の中に落ち込んでしまう。
電子はこの模型で説明できない形で存在しているに違いない」
そこで、
ボーアは新たな模型を提案し、
そのモデルでは電子は決まった起動上にしか存在できないという理由づけをした。
これが量子力学の根本の一つ、
”ボーアの原子模型”である。
この模型がより正しいものであると証明したが、
あのアインシュタインである。
彼は過去の研究成果・プランクの黒体輻射の研究結果のE=hνが電子が放射・吸収する電磁波が等しいことを系統的に説明することができた。
そして、
その離散的なエネルギーの値がまさに、
”エネルギー準位”なのである。

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また、
シュレディンガーが自身の理論の解釈についても難解の色を示してるのもわかる、
これも私たち一般人が持つ疑問と似ていると思う:
「自然・物体がシュレディンガーの猫の例のように、
輪郭や状態があいまいにならないのは、
私たちの観察によればということですが、
これは奇妙な判断だと思います」
(本書、
229ページを独自に要約、
抜粋)
シュレーディンガーと量子革命 天才物理学者の生涯

その他の感想

ルック
9歳の子供のお気に入り
本当に偏光なの?
これを知ったらもう安物の1枚網には戻れない!(笑)
内容はいいのに表現の仕方が残念
明日もがんばろ!と前向きになれます
「2人のその後」が見れたのは良かったです。
初めてのラバー張り
パワーアップして帰ってきたジョセフ爺さん「ジョセフ・ジョースター改」☆ミ
練習やショートコースに重宝しております。
羊頭狗肉
NW-ZX1以上に造り込まれたハードウェアです。
等身大の人間としてのヒクソン
持運び用のテンポラリーバックアップに使います
重いけれど気に入りました。
固定方法はコレで☆
いちばん良さそうでした。
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健全なる精神は健全なる身体に宿る。
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プロの技って感じ
可愛い!けどクール
どっちにするかな?
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