等身大の人間としてのヒクソン
正直言って、
前作『無敗の法則』は、
抽象的な話ばかりで、
ピンと来ない部分も多かった。
が、
今回の本で、
ヒクソン・グレイシーがどういうことを考えて、
どのように生きてきた人なのか、
ようやく見えてきたような気がする。
過去の試合のことなど、
具体的な自分の体験についてもたっぷりと触れているから、
より明解に彼の考えが理解できるようになっている。


『心との戦い方』というタイトルからも分かる通り、
本書のテーマは「メンタルコントロール術」だ。
ヒクソンはどの試合でも驚くほど沈着冷静に戦っていたが、
まさにその点にこそ、
自分の強さの秘密があったという。
脈拍数は自在にコントロールできるし、
試合直前であっても眠ることさえできたというから、
やはりこれはとんでもない人だと思う。
ただ、
ヒクソンのやり方を手本にするのは、
そう簡単ではなさそう。
動物の動きを真似るトレーニングで「無我の境地」に入るとか、
氷点下に限りなく近い極寒の水に飛び込むだとか、
そんな方法が紹介されている。


それらのメンタルコントロール法も興味深いが、
むしろ私はヒクソンが自分の過去の体験について触れているところに、
興味をひかれた。
あやうく負けそうになったレイ・ズールとのプロデビュー戦、
安生洋二が道場破りに来た事件の真相、
2回目の高田延彦戦の前に背中を痛めて絶体絶命のピンチに追い込まれたこと、
等々。
そして桜庭和志やヒョードルとの対戦がほぼ決まりかけていた、
などという話も明かされていて、
読み応えはたっぷり。
PRIDEなどの総合格闘技に夢中になった経験がある人なら、
とても楽しめる本だと思う。


プライベートな部分でも、
12歳で学校をドロップアウトしてしまったエピソードや、
全財産を渡してしまった前妻との離婚の話、
長男ホクソンが事故死したときの絶望など、
ヒクソンの等身大の人間像がしっかりと伝わってくる一冊である。
心との戦い方

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