いっきに読み切った。
ロンドン、
リオ、
東京オリンピックを勝ち取るためのプレゼンテーションを戦略的に作り上げたコンサルタントの書籍。

相手を知る(=IOCの要求、
オリンピックを知る)、
自分を知る(=世界から見た客観視された日本の魅力)、
その上でコミュニケーションをしていく、
という基本的なことをやっているだけであるのだが,非常に緻密で戦略的である。

タイムマネジメント、
用いる数字や素材の選定基準、
聞き手の多様性に合わせたプレゼンターの多様性、
聞き手に強い印象を残すための言葉選びなど、
コミュニケーションのプロである以上に、
外から日本を見た人にしかない新鮮な視点がブレンドされて、
あの素晴らしいプレゼンテーションにつながったのだろうということがよくわかる。
間違いなく、
お役所仕事ではあのレベルのプレゼンテーションはできないだろう。

よくあるプレゼンテーションやコミュニケーション論と本質的には同じだと思う。
しかし,内容は濃いと思う。


また,この本を通して、
オリンピックの果たす役割や経済効果だけでなく、
東京が世界の中でどれくらい魅力的で特殊な都市なのか、
ということも改めて認識することができ,発見できた部分もあった。

例えば,経済的な側面やインフラの安定性について。

日本に住んでいれば当たり前の日常であり,強調するようなものではないのかもしれない。

が,世界に目を向けてみれば,日本・東京にとっての「当たり前」がどれくらい素晴らしく、
他の国や地域には実現が困難なことであるかもわかる。

途上国の経済の成長性は素晴らしいといっても,オリンピックのとある候補地がそのスピードで100年連続で成長しても、
日本の経済力に及ばない,など。
こういうコメントをみて,「はっ!」と気づかされる部分があるとしたら、
まだまだ日本のことを客観視できていない,といえる。

東京オリンピックが獲得できたのは,日本をとことん客観視し,伝えるべき相手が求めるコンテクストに従って,適切なプレゼンテーションをとれたことに尽きる。
学ぶべき部分が多い1冊である。
日本はこうしてオリンピックを勝ち取った! 世界を動かすプレゼン力

その他の感想

なるほどの内容
あの頃
毎日愛用している
とっても不思議ですけど、眠れてます
取り付け簡単で実用性の高いアイテムです!
4期も期待できる
きりん堂の店先
ちょっと、あっさり風味な後編
microusb端子が小さい
いいんでないかな
原文が入れ替えられている
「ムダは宝、片付けは仕事そのもの」 5Sの真髄をわかりやすく教えてくれる。
オリジナリティーあるデザインではあるが・・・・
手が大きめの私でも使いやすいです
漢字ってむずかしい~!
地図を見るのが楽しい
スマホからタブレットまでオールマイティに使える。
911
付録だけじゃない
間違いだらけの自己啓発
最優秀賞です!生まれたときからリピートしているのはピジョンdake
いろんな味で
くどい
ことといLight
かどやのものも買いましたが…
追加購入
大変良かった! さすがパナソニック!
辞めるのと手元に何も残っていない
ちょっと高かった?
少々難有り、でも良いです♪
戻る