この作品における「クズ」とは何か
3巻では、
恐らく作中一のキーマンにして、
最大の「クズ度」を誇る人物に焦点が当たります。

この作品の「クズ」という語について今までヌルいと言っていた人が多かった気がしますが、
そういう人たちはぜひこの巻を読んでいただきたい。

ちなみにですが、
クズという点では次巻でスポットが当たる人物についても印象がかなり変わってくるはずです

この作品におけるクズとはどういう定義なのか。
1~2巻のレビューではタイトル負けしているという評価が散見されます
この作品におけるクズとは「人の気持ち・好意に対する態度」のことを指しているのかなと感じます。

一部ネットでも話題になりましたが、
花火の「興味のない人から向けられる好意ほど気持ち悪いものはない」という台詞にもこの作品のテーマや花火自身の価値観が現れていると思われます。

後にこの台詞はブーメランとなって突き刺さるわけですが、
この巻では更に一歩踏み込んでいます。


この巻で花火は「他人の好意を利用してしまった」と罪悪感のような感情を抱きます。
そして、
自分と同じく他人の好意を手玉に取るある人物には明確な嫌悪感を抱いています。
つまるところ、
花火は真面目で潔癖な人物なのではないでしょうか。

1巻で彼女は「クズとしての本懐を遂げてもいいではないか」と語っていますが、
クズを自称するにはピュア過ぎるのだと思います。

花火の言動や態度は一見すると自分本位で他人の気持ちを顧みない人物のように思われます。
しかし、
その実、
他人の気持ちや自分に向けられる好意について真剣に考え、
そして苦悩します。
特に、
とある人物から向けられる本気の気持ちには、
自分がそれにちゃんと向き合えないと苦しみ、
涙を流します。
前巻でのクラスメイトとの恋愛相談からも花火の真面目さが垣間見えるのではないでしょうか。


そんな花火がこの巻では「自分の目的を叶えるためにはどんなふうにでも変わってみせる」との決意を抱くことになります。

その瞳に宿る光は怪しく、
そして酷く濁ったように感じられます。
彼女はその願いを遂げて幸せになれるのでしょうか。
クズの本懐(3) (ビッグガンガンコミックス)

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