Nickelbackの進化を体感できる作品ですね！

正直、
前作の「Here And Now」や前々作の「Dark Horse」と比較すると小粒感を感じました。

ザクザクの切れ味鋭いギターサウンドが抑え気味になっていることが原因でしょうか。

これは、
ロードランナーからユニバーサル系に移籍したことも少し影響しているのでしょう。

ラジオプロモーションが強いレーベルを選んだということですし、
以前よりキャッチ―な
楽曲が増えたのも納得です。

さらに、
エンジニアがチャドの奥さんAvril Lavigneと繋がるChris Baseford。

またまた、
納得♪

ただ不変のNickelbackサウンドを基調にとてもバラエティに富んだ作品でもあります。

「Million Miles an Hour」ではいつも通りの切れ味満載の楽曲で恐らく今回のツアーのオープニング
を飾ることになるでしょうし、
彼ららしいバラード「What Are You Waiting For?」も最高です。


「She Keeps Me Up」では女性コーラスが躍動し、
「Got Me Runnin’ Round」ではラッパーを
起用したりと、
あえてNickelbackの王道路線を外したファンキーな楽曲です。

「Got Me Runnin’ Round」はSantanaとのコラボレーションを思い出しました。


恐らく、
始め聴いた時は「！！？？」となる方は多いでしょう。

私も最初はそうでしたし。
ただ、
聴き込むと気が付けば知らず知らずに口遊むいつもの
Nickelbackのアルバムと変わりません。
これって、
実は凄いことだと思います。


とにかく、
1度聴いて何時もとなんか違う！！と感じた貴方！！

既に、
彼らの術中に嵌っています！！

2012年の武道館公演翌日、
耳鳴りが治っていない幸せを、
この作品でもお願いします！！