地球戦略の視点
著者が言っているのは、
つまるところ、
世界島(=ユーラシア+アフリカ)を
支配する覇権国家の誕生を防止せよということです。

ヨーロッパを統一する覇権国家の成立を阻止するという伝統的なイギリスの
政策の対象が、
イギリス及びヨーロッパの勢力拡大とともに地球全体を視野に
入れるものになったものと評することができると思います。


日英同盟が成立した英国側の思惑、
東欧諸国が作られた理由等、
いろいろと
考えさせられることが多い本書ですが、
今日の日本人から見て、
本書から
学ぶべきことといえば、
その地球戦略の視点だと思います。


世界帝国であった大英帝国のオピニオン・リーダーの一人として、

あたりまえのように地球全体を対象とする戦略が語られています。

人工衛星のなかった時代の著作ですが、
視点は宇宙空間にあります。

そこから見た大陸は、
見渡す限り広がる大地ではなく、
ただの島に
すぎません。


多分、
現在の覇権国家であるアメリカも同様の視点から、
地球戦略を
考えているものと思われます。
日本では、
たとえば北朝鮮を論じるのでも、

中国を論じるのでも、
日本を中心とした東アジアの地図の範囲で語って
しまいがちです。
しかし、
同盟国であるアメリカはそんなに狭い範囲で
ものごとを考えることはしていないと思われます。


大国ではない日本にとって、
地球戦略の視点は不要とお考えの方も
いらっしゃるかもしれません。

しかし、
同盟国アメリカがどう考えるかを抜きに日本の政策を考えることは
できない以上、
日本も地球戦略を考えて行かざるをえないと思います。

本書は、
地球戦略を考え始めるにあたっての入門書と位置づけられる存在である
ことに、
その価値があるといえると思います。
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