ま、金なら稼げばいいし？

第４集のメインはパソコンゲーム開発の話である。

昔のパソコンゲームは高額だった。
その割には開発費はかかっていなかった。
つまり大儲けできる商材であった。

岡田斗司夫率いるＧＡＩＮＡＸは、
アニメ部門の赤字を埋めるためにパソコンの美少女ゲームを開発して、
会社の危機を救った。

何が言いたいかというと、
お金の大切さである。

やりたいこと（アニメ製作）をやるためには、
やりたいわけではないこと（パソゲー開発）もやってお金を稼がねばならない。

世の真理である。

そのほか、
ライターがいかに儲からないか。
会社経営していた母がいかに税務署を嫌っていたか、
嘘か本当かわからないけど旅館を経営する金持ちの結婚観など、
お金にまつわるエトセトラは今回もはげしく面白い。

通常、
日本ではお金の話をするのははしたないこととされている。

岡田斗司夫にはそのようなタブーはない。

だから平気でお金の話をして恥じない。

お金の話をする人が少ないから、
岡田斗司夫はとてもお金好きに見えてしまうが、
本当にお金が好きな人は黙って蓄財しているような気がするな。