雲台に少し手を加えて

昼間の撮影が長引いて、
予定してない陽が傾くような時間帯になった時など、

どうしても非常用三脚が欲しいもの。

バッグの底に放り込んでおけるお守りとして購入しました。


数秒もかかるような露出にはさすがに力不足ですが、

ISO上げてノイズまみれになるのを防ぐには十分でしょう。


この手の三脚の常として雲台は縦位置だと使い物にならないレベルなので自由雲台にチェンジ。

脚を必ず100%伸ばして使うこと前提のこの三脚は、
1本だけ縮めて傾き調整とか不可能ですので、

雲台の方で画面の水平出るように斜め位置でがっちり固定できることが大切です。

商品のご注意に「三脚は必ず水平面でのご利用をお願い致します」などと書いてありますが、

野外で使用する三脚、
常に水平地面を要求するとかナンセンスですよね？

交換に関して雲台固定しているボルトは普通のM6で1/4カメラネジでは無いため交換が必要です。

プレート共締めなのでスプリングワッシャーを適宜噛ませた方がいいです。

（このあたり意味わからない方は素直に上位クラスの三脚をご購入ください）

三脚に合う小ささとカメラをらくに付け外しするためベルボンのQHD-33チョイスしましたが、

大きさ、
デザインともにマッチしています。

ミラーレスに標準ズーム程度までなら固定が難しかった斜めから縦構図までいけます。


さて、
主に脚の要因で雲台交換しましたが、
その脚にも少々疑問点が。

説明書には伸ばした後右に回して固定、
また右に回してゆるめて収納。

同じ方向に回して固定と緩めになっています。

しかし脚に貼ってあるシールは左で固定、
右で緩めに。

実際使ってみると、
説明書が正しくシールの通りだと固定できないことが有りました。


絶対一度はやってしまうであろう注意点。

脚の付け根と上部プレートの間に5mmほどの隙間が有り、
脚を開く時指の皮が挟まったりします。

開度を固定する重要な働きの部分なので、
無くすことは出来ませんが、
小さな子供が指挟みそう。