あたたかみのある本

市立図書館で手に取り、
ぜひ手元に置いておきたいと思いました。


【構成（全１４３ページ・１２０レシピ）】
・１部　妊娠の月ごとの変化と食事のポイント
・２部　簡単レシピ（つわり時期向けドリンクレシピ含む）
・３部　食物群別ヘルシーレシピ
・４部　妊娠中のトラブル対策とＱ＆Ａ
・産後および授乳中のこと
・材料別さくいん

【特に良かったところ】
・自分好みのレシピが多かった
・材料が多すぎず、
手順も簡単
・栄養と献立の基本や、
体調別の対策なども適度に書かれている
・著者の妊娠エピソードがとても愛情豊かにつづられている
・材料別さくいんが付いている

【この本がおすすめと思われる方】
・和食やあっさりしたものが好きな方（年齢が高めの妊婦さんにも）
・ある程度、
料理の基礎がある方（厳密な所要時間や分量をレシピに求める方は不向きかも）
・とにかく簡単に作りたい、
あと1品がほしいという方（材料３つとか、
らくちんメニューあり）
・甘いものが好きな方（おやつやドリンクのレシピが充実しています）

【感想】
・写真が自然光の下で撮られているもの中心で、
本全体が素朴で落ち着きがある雰囲気です
（栗原はるみさんの料理本に似た感じ）。
見ているとお料理したくなりました。

・料理の効率化のコツが書いてあったり、
外食や加工食品を利用することも否定しておらず、
神
　経質になりすぎなくていいんだなと思えました。

・第1部には、
著者の2人目のお子さん妊娠中の日常的なことが、
ほんの少しずつ書かれているの
　ですが、
その語り口や内容がとても微笑ましいです。
上の子の反応とか、
エコーの写真なども、

　自分のことと対比しながら、
何度も読み返してはおなかをなでなでしています。

・この本に限ってのことではないのかもしれませんが、
妊婦向けの料理本を読んだことで、
妊娠
　中から赤ちゃんの成長を考えて食べるということが、
生まれてからの食育にもつながっていき、