今この時点でさえこの国の国民は、この本のドイツ国民と同様、迫り来る危機の大きさに気付いていないように見える。
1975年に書かれた本で、
欧米では昨年話題になったという。
2008年の金融危機以来、
不安定化する主要国通貨を前に、
あのドイツで起こったハイパーインフレを克明に追うことによって、
貨幣とは何かを考えさせてくれる。


庶民の目線で、
丹念に通過の価値がとてつもなく下落していくさまを見ると、
背筋が寒くなる。
特に、
1920年ごろのドイツでは、
紙幣の乱発が通貨価値の下落を招いているとは、
ほとんど誰も気づいていなかったという事実に、
いつの時代でもある状況下にあるとその危機の大きさに気づくのはずっと後になってからと思わざるを得ない。


そして、
6年に及ぶ天文学的な下落の後の緊縮策で、
ようやく安定が図られたとたん、
実質的なマイナス金利で潤ってきた企業がばたばたと倒産する。

インフレでも、
デフレでもいつも苦しめられるのは庶民である。


注目したいのは、
ハイパーインフレに突き進んで行ったドイツのある一時期と、
今われわれが住むこの国の国家予算に占める負債の割合が変わらないことである。

このまま政府の無策が続いていくと、
ワイマール共和国との相似形さえ可能性は否定できないとも思えてくる。

その時点では、
積み上がる負債が帳消しにはなるだろうが、
引き換えの代償はあまりにも大きい。


今この時点でさえこの国の国民は、
この本のドイツ国民と同様、
迫り来る危機の大きさに気付いていないように見える。
ハイパーインフレの悪夢

その他の感想

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13巻です
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