子供の敵とか味方とか。
 ニュースで子供たちの思想の自由を訴える評論家。
犯罪に走った少年少女を弁護する心理学者。
学費を払ってくれるひと。
しいては「子供たちの味方」。

 年下の女の子が大好きな男性。
子供でも入れる銃火器のお店。
教育に悪い「子供たちの敵」。

 この本を読み終わって、
そんな大人の思い込みがいっさい逆転した「本当の子供の世界」を書いた話なのだと感じた。

 つまりはこの話で、
主人公の少女にとって前者は「敵」で後者は「味方」として描かれていたわけで。

 そういう感覚のズレがテーマのひとつだと思う。

 結論を言うと、
実際その年頃の子供たちや、
そのころの心を無くしていない大人たちが読んで共感するのを目的に書かれている本という印象だ。

 それ以外にも、
「大人」と「子供」の間のさまざまなズレ。

 例えば、
いわゆる「大人の精神」をもって分析するつもりで読めば、
「登場人物たちは何もわかっていない」という感想を抱くはずだ。

 そのとおり、
この年頃の子供なんて何もわかっちゃいない。

 だけど現実に大人たちは「いくら子供だからってそのくらいわかっているだろう」というような態度で接する。

 その辺りのズレから生まれてくるもの。

 ごく普通の中学三年生の少女が体験した不思議な出来事の中での、
交わされる会話の中には、
そんな空気が流れている。

 特に「愛してる」という言葉に関する云々は一読の価値あり。

 最後のまとめ方や投げっぱなしの謎などが難だったために星は一個ひいたが、
本来話の筋を楽しむ話ではなく、
登場人物たちのそんな想いを会話から感じつつ読む話だと思う。

 むしろその辺りは不条理ものと割り切ったほうがよさそうだ。

 なので、
個人的には気にしなくていいレベルかと。
推定少女 (角川文庫)

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