思ってたより悪くないぞっ！

私は50のオッサンで、
U２とは「War」からのお付き合いです。

その後「焔」の濃厚さを経て「ヨシュア」へ。
毎回新作ごとにドキドキしてたのを覚えています。

そして90年代に入ってから私の中の最高傑作「アクトンベイビー」。

不思議とU2って何がいいのか言葉では上手く伝えられないものです。

昔からのファンってすぐ「闘」や「ヨシュアツリー」を最高傑作に仕立てあげるけど。

90年代のU2は本当に素晴らし過ぎです。
ついでに2000年代も。

特に「ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム」って
評価されている以上に本当に素晴らしいアルバムだと思います（特に「Miracle Drug」)。

「No Line on the Horizon」は正直無理しすぎな感じはしましたが・・・。

そして今回のこのアルバム。
正直、
期待はしてなかったのですが・・・。

悪くないんじゃないの？っといった感じです。

未だに「ヨシュアツリー」や「アクトンベイビー」の衝撃を求める人にはお勧めの出来ではないでしょう。

U2に何を求めるかだと思います。

でも既に過去のオッサンがやっているロックというには余りあるかなりマシなアルバムだと思います。

「With or with out you」「One」「Walk On」はこのアルバムには無いかもしれません。

でも、
どういうわけか何回も苦痛なく聴いてしまいます。

上手く言えませんが、
特別ではないけど、
別に批判するほど悪くない作品だと思います。

特にM2・M5・M7なんかをついつい何度も聴いています。

昔からのU2ファンの方は、
どうか周りの雑音に影響されることなく、
じっくりゆっくり聴いてもらいたい作品です。