なんとも中途半端な本

本書は「３年分の＜Тarzan＞を、
ギュッと一冊に圧縮！」が、
謳い文句です。
・・・が、

まず本書を手に取って、
加工の固いムック本と一瞬思わせて紙自体がペラペラで脆かったことに
うす~く引いてしまいましたよ。
　(o’Д`)=з

この手の本は実際にトレーニングをしながら何度も読み返すためにボロボロにならないように
するのがフツーでしょうに。
「カラダの強化書」なんて謳ってますが、
さて中身の方は、
と言うと・・・
まぁ、
以下に中身を列記しつつ自分の感想を交えますので暫しお付き合い下さいな。
あ、
一応
自分は普段から筋トレはしています（約三時間の筋トレを週に三日）。


　　　lesson１　筋肉を強化

「基礎知識」・・・一つ一つの話が長すぎます。

問　「トレーニングは毎日やっていい？」　答　「インターバルは３０~９０秒が基本です」
問　「セット間は短いほうが効果が高い？」　答　「中２~３日空けてやるのが原則です」などなど・・・
うぅむ、
大体のトレーニング本には書いてあると思うんだけど・・・。


「筋肉を強化する３つ（自体重・ダンベル・マシン）のコース」
・・・コースＡは自重トレを紹介しています。
今すぐできてお金がかからない自重トレをやっている人は
結構いると思うんですが（自分も基本は自重トレです。
器具はチューブと鉄アレイとコロコロとバランス
ディスク程度）、
なんとその自重トレの紹介が僅か８ページ。
しかも掲載している種目に至っては９種類。

８ページで９種類・・・。


コースBの「ダンベル」は・・・まぁフツーでした。
それよりも気になったのが間にコラムのように挟まれていた
「筋肉を強化する栄養学」。
面白かったんですけど、
これらを本当に実践できる人間がどこまでいるのやら・・・
問　「朝食を抜くと筋肥大にはマイナス？」　答　「１日３食で一定時間ごとに食事を摂る」
・・・ほとんどプロの生活ですな。