速暖は本物

スイッチを入れたら1秒ほどでとても暖かい光が灯ります。
速暖を売りにするだけはある。
コアヒートは温まるまで１分ほどかかるので、
個人的にはカーボンのほうがすぐれているように感じる。

暖かさも申し分ない。
近くにいるなら「１」で十分暖かい。
「５」にすれば、
２，３メートル離れているところにも届く。
コアヒートは２メートル離れると暖かさが届かない。
ここもカーボンのほうがすぐれているように感じる。

パワーは10段階に分かれている。
つまみはなめらかで、
ダイヤルのようにカチカチしないので回しやすい。

首ふりは音もなく滑らか。


悪かった点としては、
首ふりの範囲が狭いこと。
せめて90度は欲しかった。
調節できれば尚よかった。

そしてなにより気になるのが、
「ジージー」という電気音。
本体上部の内側あたりからしている。
小さい音だが、
気になり始めるとうっとうしい。
テレビやパソコンをつけているとまったく聞こえないレベルだが、
無音の部屋で運転すると多少気になる。
ここだけが玉に傷だとおもう。
これさえなければ何も文句のない出来栄え。
メーカー側も承知しているようだ。
何とかならなかったのだろうか。


それら以外はとても満足のいく商品だ。
個人的な感想だが、
コアヒートよりもカーボンのほうが、
暖かさ、
照射距離、
速暖性、
どれをとっても優れているように感じる。
値段もカーボンのほうが数千円安いし、
コアヒートを買う理由が見当たらない。
しいていうなら、
カーボンは明るくなるのが嫌な人もいるのだろう。
それさえ気にならないのなら、
間違いなくカーボンをお勧めする。