11g、12cの新機能についてもしっかり触れていました。

まず、
最低限SQLが書けることが前提で書かれています。

主観としては「Oracle Silver DBA」程度の知識があるといちいちネットで調べなくとも本のみでスムーズに理解できると思います。


上記のように事前知識がある程度必要ですが、
その分無駄なく必要なことをきっちり書いてあり非常に読みやすかったです。

私自身、
PL/SQLの学習はほぼ初めてでしたが途中で詰まることなく各プログラムの動きを理解することができました。

第13章以降にはパフォーマンス向上、
ユーティリティパッケージの利用、
権限についてなど、
より業務に近い内容についても触れています。


また、
コラムや巻末の内容には11g、
12cで追加された内容についての記述もあり、
PL/SQLをより便利orセキュアに利用する内容となっています。


題名通り、
「入門」にはぴったりの本だと感じました。