コンパニオンと言うよりディクショナリ…英文学を学ぶならば必携でしょう。

私は、
まだまだ英語原典は、
ようやくジェームズ王欣定版を読めるようになったくらいの初学者ですが、
この本と The Oxford Companion to English LANGUAGE は是非ともセットで手元に置きたいと思いました。
The Oxford Companion to English LANGUAGE の方は、
どちらかと言えば固有名詞を避けてあり、
こちらはディケンズの《デビット・コパーフィールド》のマイナーな登場人物、
ミカウバー(キース・リチャードの愛用ギターの名の由縁でもあり(笑))まで乗ってます。


聖書に関しても、
あちらが、
「ラテン語」など大まかな括りで体系的な手引書であったのに対し、
こちらは「聖アウグスチヌス」「ダンテ」、
ディケンズの《クリスマス・キャロル》など人や作品の具体的な手引書となってます。
あらかじめ、
お互いに補完し合う事を目的に編集されているのかも知れないなあ…

英訳聖書を勉強するならば、
さらにThe Oxford Companion to BIBLE が有れば完璧です。
このシリーズは専門書としては解りやすい内容と解説で、
値段も手頃(私は中古で十分(笑))でオススメです。