フッサールの試行錯誤
 一部では評判がそれ程宜しくないらしい、
フッサールの間主観性についての論考を纏めた第2巻。
1巻とも一部主題が被るが、
本巻では先ずメルロ=ポンティ的問題設定から身体性を論じ、
次に感情移入を経路としての(些か苦しい)他者経験、
そして共同体論に於ける我-汝関係(!)の分析へと進み、
最後にはヤスパースやビンスワンガー等の現存在分析を予感させる正常性についての論考で終わっている。
1巻に続いて各論文同士の繋がりは些か弱いが、
それぞれの扱っている主題は面白いので、
興味の有るところから拾い読みして行くのも良いだろう。


 他者経験を論じるには、
ドイツ観念論の末裔としての超越論的主観性は世界内的な(フッサールはこう云う言い方はしていないが)限界に突き当たらざるを得ないし、
そこから「生活世界」や「人格経験」等の色々な工夫をして私以前に、
或いは私の眼前に在るものを何とか密輸入して来なければならない。
また正常と異常の境界設定は、
現象学が飽く迄理性の試みである以上、
その存在理由そのものに対して重大な反省を要求して来る性質の問いである。
その意味では、
「今現象学を学ぶことにどんな意味が有るのか」、
「現象学に未来が有るとすればどんな条件の下でなのか」、
或いは「フッサール思想の限界は奈辺に在るのか」と云うことを問い直す際に、
本書は様々なヒントを与えてくれる記述に満ちている。
これからフッサールを読み始めると云う人にはお薦めしないが、
ふと振り返ってフッサール現象学の立ち位置を再確認してみたい、
その射程圏を見極めたいと云う読者にとっては、
読み応えの有る内容になっている。
間主観性の現象学II: その展開 (ちくま学芸文庫)

その他の感想

5GHz帯の使いどころがいまいち・・・
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いいねこれー
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