すごーくわかる

最近読んだ本の中では一番の面白さで、
最後は読み終わりたくないとおもったほど。


主人公のBernadetteは過去に建築家として名声を得た女性で
夫はマイクロソフトのトップクラスのエンジニア。

今では仕事もやめ、
地域とのかかわりも絶ち
ほとんど引きこもり主婦でなおかつ一児の母となっているのですが
その彼女の今までと今の日常の様子を
登場人物同士がやりとりするメールや登場人物の日記、

さまざまなレポート、
手紙などを読むことで状況がわかっていくというちょっとかわった形式。


Bernadetteの悩みとか
おかれている状況がなんとなくわかる気がして
ちょっとぶっ飛んでいる彼女ではありますが共感するところ多数でした。

特にワタクシ個人としては彼女とgnat（！）の関係がつぼでした。

どこの国でも多かれ少なかれ同じなんですねｗ。


ぶっ飛んでいるように見える彼女。

でも実は・・・・いや実はではなくそのまんまなのか？
そのあたり、
最後にじわじわ真実が見えてくるという感じ。

最後の終わり方もぶっ飛んでいるんですが
でもなんか素敵でした。


キャリアを挫折したり、

ご近所問題、
子供の親同士の問題などを経験してきた
女性なら絶対に楽しめる一冊です。