ジャーナリズムの「よき手本」を示すインタビュー集
 ジャーナリズムとそれを担う新聞記者ら「現場の劣化は激しい(p.7)」と憂慮する著者が、
「『これは』と思えるジャーナリスト(ノンフィクション作家、
ルポライター)(p.8)」を取材した書。

 それぞれのインタビューは、
個々のインタビュイーの「守備範囲(探検であったり、
金融であったり、
戦後史であったり、
司法であったり)」に関わる部分と、
(現在の)ジャーナリズムについての部分で構成されているが、
前者の方がインパクトが大きい。

 面白いと思ったのは、
インタビュイーであるジャーナリストに、
本多勝一・鎌田慧的な、
いわば「反権力」的な人もいれば、
政府の審議会委員に入っている人や「海老沢さん(勝二元NHK会長、
「独裁者」として批判を浴びた)の子分だった(p.196)」と自ら言う人まで、
幅が広いこと。
 
 また、
私はこれまで(新聞と比べて)雑誌というものを低く見ていたのだが、
「週刊誌はまず自分で企画しなくちゃいけない……企画力というのですかね、
そういうのが身につきました(pp.151-152)」というように評価をしている人が複数いたことも発見である。

 著者は「悪弊が身についていない若きジャーナリストたちに向けて(p.7)」書いたというが、
むろんマスコミの受け手にとっても有益。
特に、
「いまのジャーナリズムを覆っているのは、
わかりやすいニュース解説を求める『池上彰』化ですよ。
池上さん自身の功績は大いにあるとは思いますが、
あまりにそればっかりだと読者のリテラシーが一向にあがってこない(p.67)」というインタビュイーの1人の発言には耳を傾けたい。

 著者の、
「今の日本のジャーナリズムは問題ですよね」というスタンスでの、
「誘導」的な質問が散見され、
そこは気になった。
ジャーナリズムの現場から (講談社現代新書)

その他の感想

トライアル中
重要追記!!とても使いやすそうだけど...
家族に。
公式テキストは教科書、こちらはサブ教材として、両者を併用で時短
良くわかりました
人は誰でも自分を認めて欲しい。
内容が濃くて面白い!
純正品を買うのがアホらしくなる!
採点に
大阪もんの人々の優しさが描かれています。
μ’sの神曲
中国からの発送で1週間ほどかかります
気にいった
非正規の特殊インクでも直りました!
値段が値段だけに
全然ダメだった、ただ...
付録のクオリティは星5
ブラック企業で働いている人が読むべき本
勘違いしてはいけませんよ
至極真っ当な本
最初に読む本ではない
医学部学生に必要かつ十分な内容
奏はいいぞ
さすがヨシムラ
ののか
磯遊びに最適!
アメリカ先住民と当時の時代背景もえがく作品
スポーツ車だけでなくママチャリでも
にがいものを飲むのにいい
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