子どもに関わらない人にも、ぜひ読んでほしい
とにかくリアルで、
生々しい描写に圧倒された。

これでも本に書けたことは実態のほんの一部というから、
背筋が凍る。


JK産業が実際にどういうものなのか、
店舗スタッフは、
少女たちは、
客は、

特に店舗スタッフや少女たちの具体的な実態や事情といった綿密な取材でなければ掴めないことを丁寧に書き記している。


少女たちの苦しみ、
大人たちの巧妙な罠、
容赦ない客の態度、

それらが重い重い鉛のように私の心を掴みゆさぶる。


私は、
女性とつきあったことがほぼ無い。

女性経験も一度も無い。
(風俗も完全に未経験)
幼少期よりモテたいと思ったことが一度も無く、
30代前半を迎えた現在も結婚願望はおろか、
どうしても彼女が欲しいとは思わない。

結婚願望がないので、
自分の子どもがほしいと思ったことはない。

子どもと関わる仕事をしたことがなく、
今後もする予定はない。

(ゲイではなく、
好きな女性にはアプローチするしデートにも行くが、
逆に好きな女性以外にはまるで興味が無い)

しかし、
中学生くらいの頃から若い女性の性の問題(特に売買春や性体験の早期化など)には関心があった。

おそらく社会問題の一つとして興味深かっただけだと思う。

自分にとってセックスや恋愛はファンタジーであり、
距離を置いて受け止めることできる内容だったし、

政治の問題などと一緒に教養として関心を持ったのかもしれない。


だから、
久しぶりにこういったルポを読んでみると、
時代の流れによって状況は深刻化し闇は果てしなく濃くなっている気がした。

女子高生の気持ちなんてわからない。
そもそも女性と深く心を通わせたこともない自分が、

この問題に対してできることなんてあるのだろうかとずっと読みながら考えた。

どうにかしなければいけない、
このリアルがまかり通ってしまうなんて絶対におかしいことだけは分かるからだ。


しかし、
その悩みに最後のあとがきで仁藤さんはある答えのような言葉を残している。
(244p)
本当に感動した。
女子高生の裏社会 「関係性の貧困」に生きる少女たち (光文社新書)

その他の感想

お値頃
効きます(*^.^*)  リピートしました
イイ感じ
とても楽しい本でした
今年も楽しみます!
信じられない程脆い
記念品
「最小注文個数」っていったい!!?
わりかしタイト
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ある意味HGUC中最高の出来
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栄養学はあくまで参考
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great story telling
中国
とても良き
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