エッセンスは「元気」と「信頼」

実習指導をとおして学生を「元気」にすることで「信頼」される指導者になり、
そして指導者も「元気」になるというエッセンスが、
筆者の豊富な体験をもとにまとめられています。


私は、
看護系大学の教員ですが、
本書の記載形式はどの立場の読者でも理解しやすいように、
最新のデータや筆者の体験談によるテーマをとりいれ、
見やすさ、
使いやすさが工夫されています。


特に、
第５章「学生が元気になる臨地実習指導」の学生の率直な声からは、
患者さんをケアするように学生のニーズに気づき、
適切なサポートができるように、
臨地実習指導者・看護教員は学生と協働することが大切であると改めて思いました。


きっとこの本を読むと皆さんも「元気」になり、
指導書としてのみならず、
自身のこれまでを振り返り今後を見出すのに役立つと思います。