アニメーション作品を彩る楽曲であるということ

アニメ「キルラキル」のオリジナルサウンドトラック、

アニメーションを見た方には収録曲の素晴らしさはわかっているでしょうから
それ以外にレビューで話題になっていることについて一言だけ。


二人分の曲が１トラックに納められているのは、
明らかに故意にでしょう。

例えばマコのテーマである「昼裸lilL♪」はほかとくっついていませんし、

流子や皐月、
鮮血などの主要人物のテーマもスタンドアローンです。

四天王の名前「犬・猿」「ガマ(蛙)・蛇」から、
縁のある動物同士がつながったトラックになっています。

しかし、
四天王のテーマなどはよくよく聞けば同じ楽器選びや共通する主題や旋律があったり、

トラックがつながっていることでクッキリと浮かび上がるものもあるように思われました。


雰囲気が変わる曲はトラックを分けてほしいというのはよくわかりますが、

アニメーション作品のサウンドトラックの一曲として
「二人分のテーマをひとつに」という意図を寧ろ楽しむべきではないでしょうか。

(まだ放送途中なのでそれが本編の最後に活きてくるかどうかはわかりませんが)