著名人35人のインタビュー記事もですが、開発者の生の声が良かったです。

WALKMANファンののためのMOOKです。


WALKMAN誕生35周年にちなんで35名の著名人にフラッグシップ機のNW-ZX1を聴かせてのインタビューも、
それぞれの立場からの率直な感想はそれなりに楽しめ、
頷けるものでした。


しかしハードウェアに興味のある私には、
より興味深かったのは、
初代WALKMANやハイレゾWALKMANの開発者の生の声です。


そもそもWALKMANの開発の発端となったエピソードや、
ZX1の電源回路に組み込まれたOS-CONのための張り出し部分、
はみ出しても大きなコンデンサを搭載する切っ掛けのエピソードなど興味が尽きません。

これを読んで、
製品開発の現場ではSONY魂が生きていることが実感できました。


私も様々なWALKMANシリーズ製品を使いましたが、
今手元にあるのは現フラッグシップ機のNW-ZX1と、
全盛期のカセットデッキ並みのスペックを持ったWALKMAN PROFESSIONAL WM-D6Cのみです。

他にCD WALKMAN(DISCMAN)やMD WALKMANなども愛用していました。

そうしたWALKUMAN35年の軌跡を辿る製品一覧もファンには感慨深いものです。


WALKMANファンにとっては文句なく☆5つですが、
一般のかた向けとしては☆４つでしょうか。