必然性がないが 偶然性がそこの中に生々しく存在する。
1984年 伊丹十三監督(51歳のとき)
監督 デビュー作が 葬式から始まるとはねぇ。

お葬式は 個人的な体験であり、
場数を踏むものではない。

まして 奥さんのお父さんがなくなったとき、
どうやって 葬式をするのか 
途方にくれるばかりである。

俳優の夫婦である井上佗助(山崎努)と雨宮千鶴子(宮本信子)は、

二人でコマーシャル撮影中に千鶴子の父の訃報を聞く。

さっそく家族で父のいた自分たちの別荘へ向かった佗助と千鶴子だった。

お父さんは 東京の医者に見てもらい異常はないということでご機嫌に帰ってきて
倹約であったが その日の夜はうなぎの蒲焼 アボガド ロースハム
という贅沢なご馳走だった。

それを食べながら 『若い女の子と付き合いたい』と妻(菅井きん)に言うのだった。

食事が終わって 突然胸のあたりが痛くなって、

フーフーといっていて、
妻は あわてて布団を引き、

寝かせて 隣に住んでいる精神科医に相談したら、

病院に行ったほうがいい といわれて 病院に向かう。

病院で お父さんは死んでしまったのだ。

葬式の段取りをどうやるのか?
葬儀屋が来て 相談したり ビデオを見て 葬式のやり方を見て覚える。

通夜はどうするのか?食事はどのくらいにするのか?
お布施はどうするのか?
病院で 死んだ代金が 33560円。
金がかからず まったく幸せな死に方である。

いろいろな人間模様。

通夜が終わって お母さんが 島倉千代子を歌い 兄弟で 踊る。

死んだものへの 鎮魂。

葬式という 日常的な営みから 非日常性を持つ部分があり、

それは 一種のハレ(お祭り)のような部分もある。

それを 淡々とコメディのように取り上げる手法はドキュメンタリーの手法の延長にある。

こういうことを 映画にするというのが 日本文化の継承となるのだろう。

佗助の愛人(高瀬春奈)が 欲情してやりたがる。

葬式の最中というのが伊丹十三らしい設定なんでしょうね。

ニンゲンの多面性が
伊丹十三DVDコレクション お葬式

その他の感想

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