工夫すれば永く使える

本品は日本製で、
本体（クリア部）とフロート、
ケースも全てプラスチック製で安全です。

ケースは意外と重宝します。
ちょっとした作業の合間にケースに突っ込めば、
希硫酸をあたりに垂らすこともありません。


注意書きにもありますが、
使用後に内部含め水で洗浄した方が良いでしょう。
洗浄せずにいると、
次回使用時フロートの浮きに影響が出て正しい比重を示さなくなります。
内壁やフロートに気泡が着いてなかなか取れないような場合は、
確実に汚れています。

通常の洗浄にはケースに水を入れてそのまま吸い上げるのが便利です。
汚れを取るときもケースに水と台所液体洗剤を入れ、
吸い上げてからカシャカシャ振って洗浄すると綺麗になり、
気泡も付かなくなります。


使用時は十分に乾いているのが望ましいですが、
洗浄後すぐに再使用したい場合は、
バッテリー用補水液として安く売られている精製水で洗浄し、
良く振って水をきったら、
バッテリー液を上まで吸い上げて戻す操作（共洗い）を数回行って測定に入ります。


暗所保管でも、
数年使うと吸い上げが悪くなったり、
測定中液面が下がったりします。
上部スポイト部の気密性が低下するようです。
ゴムなのである程度はしかたないと思いますが、
4年ほど経った今でもゴムのひび割れ等、
見た目でわかるような劣化は起きていません。
これもケース付きのメリットと思います。

気密性が低下した場合は、
スポイト本体のゴムがかかる部分にホームセンターなどで安価（100円前後）で手に入る水道管用シールテープ（幅13mmあたりがぴったり）を２巻きほどしてゴムを被せると完全復活します。
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