この本に出会って7年
今でも最後のシーンは、
思い出すだけで涙が出そうになります。
自分のこれまでの読書は、
あの場面にめぐり会うために在ったんだ、
と思ったくらい。
最初と違う感想は、
第1章の希和子に共感できなくなったことかな。
一線を越えざるを得なかった希和子の心境は、
すごくよくわかります。
彼女の情熱には、
読み手を揺さぶる力があることも。
でも、
いつまでも続くはずのない擬似の親子関係が豊かになればなるほど、
何も知らない薫(恵理菜)が傷ましくて・・・。
「なぜわたしだったの?」
希和子、
恵理菜、
千草、
母、
父、
妹。
選べなかった「わたし」を抱える全ての人に希望が感じられるところがいいですね。
母が、
妊娠した恵理菜のお腹意外をたたく場面が心に残ります。
。
事実関係や裏設定など、
緻密に練られていますね。
逃亡中の希和子の偽名が本名をもじったものだったり、
恵理菜の家庭において、
幼い真理菜がいちばん適応力があったりする点など、
ディテールがとにかくリアル。
エンジェルホームや小豆島、
恵理菜が暮らす町などの情景描写も映像が浮かびやすい。
80〜90年代の時代背景を絡めた会話も、
物語の世界に引き込んでくれます。
その才能があったとしても、
母性だけでは人とはつながれない。
戸籍も血縁もなく、
絆のみが確かなものだった場合、
関係性までもが否定されてしまうのか。
犯罪を通して鋭く語られる母性の本質。
与えられなかったもの、
与えられたもの、
与えたいもの・・・全てを受け止め乗り越えようとする恵理菜と千草。
もう会えない薫の幸せを願う最後の希和子。
不完全で時には愚かな人間の、
等身大の素晴らしさが描かれています。
本棚にある本作のハードカバー版も、
すっかりボロボロになりました。
その他の感想
実際の古代鏡を見てみたいという気にさせてくれる本
コスパは良いほうかと
型落ちの 840 PRO がお得。Yosemite での Trim Enabler の使用は要注意
やはりタウンユース。目的に合えばよい相棒
帽子が脱着できるのがカワイイ\(^o^)/
良く育ちました
基礎知識入門に最適かな
アーロンチェアにぴったり!
サブタイトルどおり、楽しく読めて、わかりやすく、実践に結びつきます。
ミニマルではなく
試験を受ける人は必須
アタリハズレが激しいかな
虹法師
大崩壊渦巻く時代を選んで生まれてきた私たちに今求められていること、それは、宇宙に属し内部に宇宙を有する“ミクロコスモス”としての“原点”に立ち返ること。
確かにひんやりします
グレード別に販売を!
3枚入りはあまり無いので重宝します
カナダ産麦と聞いて
透明な哲学的瞑想詩の世界へようこそ!
機能的
心温まる本 オススメです。
質感よし、だけどボチボチかな、、、
買ったばかりのウェットスーツが・・・
面白いですよ!
騒音を気にしないなら買い
試着は必須
いらないっちゃいらない
気温3°の沖磯でも大丈夫!
全曲コンプリートのために購入。良い曲ばかりです。
色がキレイ