【良書】マルチデバイス時代Webサイト制作のトリセツ本

エビスコムの書籍は素晴らしい。
これに尽きる。

数あるWebサイト制作の書籍の中で「見やすい」と「わかりやすい」の2条件が揃っている。

書籍の中身を見て頂ければわかる通り、
レイアウトが「図解7：解説文3」の構成です。

他書だとこれが逆で、
否定はしませんがやはり難易度が上がり、
経験の浅い制作者だと挫折率が高まります。

本書は重要な解説は省かずに簡素で少量の文章量、
パッと見やすいキャプチャとソースコードで全ページカラー。

良質なサイト制作の仕様書のようで見やすい。


BASE基本では、
Webページを作るための下準備をする。

説明が簡素に丁寧で書かれているため、
他のサイトのソースを見たときに？だった疑問がここで理解できる。

続く、
ヘッダー・記事・メニュー・フッダー・その他・デザインの章で各部分の基本テクニックを学ぶ。

CSSで興味深かったのは、
吹き出しがCSSだけで作れることに感動。

今頃知ったのかと突っ込まれそうだが、
これまでは背景画像で対応していたので、

これで作業が楽になるので少し嬉しい。
リンクや箇条書きの矢印も作れるし。


そして後半、
ここが楽しい。
CSSフレームワークの登場だ。

本書では有名なあの「Bootstrap」と「Foundation」を使ってサイトを作成。

CSSフレームワーク関連の書籍は高度で分かりにくく、
ネットの情報では高度なテクニック集が多いため、

避けてきたが、
本書の説明ならわかりやすい。
メリットを享受できる。

通常のWebサイト制作にも使えるだろうが、
スタートアップ企業のWebサービス開発で使う
モックアップ・プロトタイプ制作にも役に立つ。


最後の章「CHAPTER 10」はフレームワークを利用しないで通常の作成だが、

前述の通り、
Web制作の技術本の中で一番見やすく、
わかりやすいレイアウト。

左半分がHTMLソース、
右半分が説明と図になっていて、
これはなんて見やすいんだと感動する。

私はこれを「エビスコム・メソッド」と名付けたい。