自分に合った投資戦略を探して

投資暦1年ちょっと、
自分に合った投資戦略はいかなるものか
色々試行錯誤する中で出会った本です
もともと種銭も少ないスタートで、
低位株投資の魅力は知っていたつもりでした
が、
テクニカルをかじってスイングトレードに傾倒し、

実践は全くできないままでした

アベノミクス相場の調整局面で含み益が消え、

先物主導で振らされイライラする日々の中で、

ファンダメンタルを重視した投資手法は、
より輝いて見えました
メインはまだテクニカルを使っていますが、
一部低位株に振り向けることで、

私のポートフォリオの中では、

投信のような一種の精神安定剤的役割を果たしてくれています（笑

逆に言うと、
この投資方法は良くも悪くも面白くないです
銘柄探しているうちはまだ面白いですが、

いざポジってみると、
私みたいに短期で短気な人は、
メイン戦略にするには退屈すぎます
もちろんこれが成功しだすと、
また違う面白さが沸いてくるのかも知れませんが

それから、
10倍20倍とでかでかと書かれていますが、

上場廃止になりそうな銘柄を逆張りで買うという、

かなりリスキーな投資をした結果のリターンです
2倍3倍だってもちろんたいしたもんですが、

本書で推奨されている投資方法と、

セールストークにもなっている「10倍銘柄」を目指す投資方法は、

少し違うんじゃないか？という疑問もあります

とはいえ、
1円でも安いところで買う、
高値に飛びつかない、
というのは、

低位株に限らず、
投資においては基本的で当たり前のことで、

実際に低位株を触らなくとも、
非常に有意義な一冊であると思います