上野先生のプロデュースした映画を観てみたい
社会学者・上野千鶴子先生は明快な論理と鋭い突っ込みを武器に向かうところ敵なし。
本書はその上野先生の初めての映画評論集である。
「クロワッサン・プレミアム」に5年間にわたって連載されたものが1冊にまとめられた。
上野先生に映画を語らせるとは、
編集者のセンスに感心した。
ここには先生が選んだ78作品が8つのテーマにわけて紹介されている。
2ページ見開きで1つの作品を扱っていて、
1000字で作品を批評し、
配給会社から提供されたスチール写真が添えられる。
各テーマの間にエッセイ「ちづこ流映画の観方・娯しみ方」が挿入さている。


何と個性的な作品が選ばれていることか。
そのほとんどがシネマコンプレックスではなくて小さな映画館、
東京でいえばBunkamuraル・シネマ、
日比谷シャンテ、
新宿テアトル、
ユーロスペース、
岩波ホール等でひっそりと上映されたものである。
小さな映画館のほうが心に残る名作が上映されていることを私たちは知っている。
本書では、
目立ちはしなかったが珠宝のような映画が多く取り上げられている。
そのうち私が観ていたのはわずか8作品であった。


上野先生の映画評だが、
これが実に説得力に満ちており文章の切れ味がいいのだ。
作品の特徴や本質を短い言葉で指摘して、
きっちり評価を下している。
あいまいな表現は一切ない。
映画評論家なら作る側の事情にも考慮するところだが、
上野先生は見る側の立場に徹して発言する。
そこが面白いし、
小気味いい。
そして、
批評の最後に結論を書くがこれが実に的確なのだ。
たとえば「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」では「女性政治家のアイロニーが痛い」。
「ミルク」においては「70年代を熱い思いで想い出さずにはいられない」。
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