「絶頂美術館」「(名画)絶世の美女ヌード」に続く、文庫本ヌード美術史
先行するヌード美術史文庫本として、
「絶頂美術館」(西岡文彦著 原本2008年 新潮文庫本2013年。
214頁)、
「(名画)絶世の美女ヌード」(平松洋著 単行本2012年 中経の文庫2014年159頁)があるので、
本書(271頁)と比較してみた。
なお、
本書は文庫オリジナルのようである。

1.カラー図版の数が重要と思うので、
大(おおむね1頁大)、
中(おおむね半頁大)、
小(おおむね4分の1頁大)に分けて数えてみた(一回数えただけなので、
正確ではない。
同じ絵のクローズアップも1点とした。
また、
大中、
中小の区別のつきにくいものは、
えい、
やっと割り切った。
モノクロ図版は数えていない)。
結果は絶頂が、
大3図、
中10図、
小なし。
美女が、
大約36図、
中約67図、
小約41図。
本書は、
大約28図、
中約58図、
小約38図であり、
カラー図版の数では、
美女が一番多く、
絶頂が圧倒的に少ない。
ただし、
同じ絵(カバネルのヴィーナス誕生)の色を比較してみると、
三書で色の明るさが異なる。
(美女が明るく、
白っぽく、
本書はちょっと暗く、
黄色っぽい。
絶頂はその中間)
2.美女は、
絵を見せるのが主眼で、
オールカラーである一方、
文章はおおむね絵のコメント程度で短い。
(短いが結構面白い)。
絶頂はほとんどがモノクロ図で、
テーマ別の文章が主眼と思われる。
本書は、
両方を満たそうと頑張っており、
視覚的にも、
文章的にも充実している。

3.絶頂、
全体として(そうでない部分もあるが)「絶頂」(エクスタシー)の観点から論じられており、
その点はわかりやすい。
一方本書の「官能」はもう少し、
広い意味のようである。
絶頂は全12章で、
本書は全6章だが、
章内が細分化されており、
話題は本書のほうが多い。
また、
絶頂は一人の画家について書き始めると4、
5頁ほど費やしてしまうのに、
比して、
本書は2頁ほどで、
さっと別の話題に移っており、
結果的に情報量は多い。

4.どの本も、
神話、
聖書題材の絵が多い。
恋人、
娼婦、
近世近代美女のヌード画をもう少し入れてもよいように思うが。

4.結論として、
本書は950+税の価値は十分ある、
充実した文庫本ヌード美術史である。

最後に本書の気になる点を書く。
官能美術史: ヌードが語る名画の謎 (ちくま学芸文庫)

その他の感想

期待される人間像?
全然だめです
時空を超えた物語を楽しめます
トーナメントエディションがこの値段??(USB変換器使用でのレビュー)
送料無料でこの品質なら買い。ただ・・・
じゃんじゃん描ける
メロディ、サウンド、構成、どれをとっても素晴らしい
ブレーキワイヤー交換のため
職場で使用中
bennie and the jets
新たな視点
考える力をつけたい
残念ながら、去年版です。
癖になる感触
良いものを手に入れました。
「やってはいけない歯科治療」、今号は、歯科医師の言い分が掲載されています!!
消えた文字を復活させる方法
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この本一冊で分析を始められると思います。
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